Ars-imago Lab-box

2019年8月、Lab-Boxをクランクとセットで香港のCamera Film Photoから購入、ついに自家現像が実現した。
Lab-Boxは断続式(液体を満タン490mlで攪拌)と連続式(液体を300mlで攪拌)の2種類の攪拌方法があり、廃液の量を極力減らすため、別売りのクランクで時間内、常に回しっぱなしにはなるが、連続式で攪拌することにした。
LAB-BOXは1回あたりフィルム1本しか現像できないが、繰り返し使えるモノバス (Ars-imago MB MonobathやCinestill DF96 など)なら、廃液量もタンク式より減らせて、かなり使い勝手がよくなると思う。
リールは自分で組み立てないといけないが、Video Tutorials (ビデオ 解説)を参考にして適切に組み立てないと、リールにフィルムが隙間なく巻かれてしまうので注意が必要。
これらのビデオを見ながら操作方法を確実に覚えないと、失敗する可能性が高い。
画像をクリックすればチュートリアル動画にジャンプします。
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Ars-imago mb monobath

大型連休などまとまった休みしか撮影しない自分にとって、使用期間が2ヶ月で5,000円というのもやや割高に感じたのと、気軽に現像出来れば多少の仕上がりの良し悪しは気にしないって人にはいいかもしれないが、シビアに作品作りしたいとなると、果たして大丈夫???なので、興味はあったが、結局、未使用返品した。

ダウンロード
MSDS ARS-IMAGO MB MONOBATH EN.PDF
PDFファイル 6.7 MB

左が日本語、右が英語だけど、日本語マニュアルは6ヶ月間で15回まで繰り返し使用可とあるが、英語マニュアルは2ヶ月間で15回まで繰り返し使用可と書いてある。基本的にはCinestill DF96同様、2ヶ月間と考えた方がよさそうだ。

日本の代理店に問い合わせすると、ネガの長期保存には別途、定着液を使用するのがベストかもしれませんと言われた点も気になった。