2000FC/m  Medium Format SLR

S/n:RI1519722  1984年製

以前、使用していたボディ。

フォーカルプレーンシャッター採用でシャッタースピードが1/2000秒まであることとクイックリターンミラー(instant return mirror)は魅力的だが、500シリーズにはない電子基板やチタン幕は、在庫がないため壊れると機械式のように修理出来ないというのが最大のデメリットの2000FC/M。それでも興味があったので、お試し感覚で購入した。(ヤフオクにはなかなか出てこないが、偶然メルカリで発見)

  • CFレンズも使用できるが、シャッタースピードのリングがボディ側、絞りのリングがレンズ側と離れているため、やや使いづらい
  • シャッター音は500c/mに比べやや固めの音。
  • クランクを回しきる前にブロニカS2のようにひっかかりがあり、回し切るときガキッと音がする。
  • シャッター幕はチタン薄膜で、極めて脆弱。指先で触れると破損することがある
  • 2000FC/M以降の機種はマガジンをボディから外すと同時にシャッター幕が退避する機構を採用(ただしマガジンを外したままクランクを巻き上げるとまた出てくる)

結局、壊れたら修理がきかないという心理的ストレスもあって、壊れないうちに数日使用後、売却。